「大谷翔平のリアル二刀流が見たい」「あの熱狂をもう一度味わいたい」
そんな純粋な動機で、私はついにNetflixの「入会」ボタンを押した。お目当てはWBCのドキュメンタリー。全試合をリアルタイムで追いかけ、結果も展開もすべて知っているはずなのに、舞台裏が見られるとなれば話は別だ。
しかし、これが「沼」への入り口だとは、当時の私は知る由もなかった。
1. 圧巻のWBCドキュメンタリーで涙腺が崩壊
まずは当初の目的を果たすべく、WBCの裏側に密着した作品を視聴。
- ベンチ裏の緊張感: テレビ中継では見られなかった、円陣での声出しや選手同士の鼓舞。
- 「憧れるのをやめましょう」の衝撃: あの名言が生まれた瞬間の空気感に、再び鳥肌。
- 泥だらけのストレート: 決勝戦、最後のアウトを取った瞬間の劇的なスロー映像。
結果、**「野球、最高すぎるだろ……」**と独り言を漏らしながら、画面の前でタオルを濡らした。ここまでは予定通り。大満足の週末になるはずだった。
2. 「あなたへのおすすめ」という名の悪魔の誘い
野球を堪能し、さて解約……と思いきや、画面の端にヤツが現れた。
「この作品もいかがですか?」
Netflixのアルゴリズムは恐ろしい。スポーツで熱くなった私の脳内を見透かしたように、次から次へと魅力的なサムネイルを提示してくる。
- 「スポーツドキュメンタリーが好きなら、これも好きでしょ?」
- 「今、日本で一番人気のドラマはこれですよ?」
気づけば、「あと5分だけ」と再生した海外ドラマの1話目が終わり、2話目が始まり……。
3. 野球の「延長戦」はNetflixで続いていた
結局、私はWBC全試合を制覇した勢いそのままに、他の作品まで「完走」する日々を送ることになった。
現在の私の視聴ルーティン:
- 昼: 隙間時間に野球のハイライトをリピート。
- 夜: 止まらない韓国ドラマ、または一気見推奨のオリジナルアニメ。
- 深夜: 「明日仕事だよな?」と自問自答しながら、次エピソードのカウントダウン(5…4…3…)に抗えない。
野球の試合時間は平均3時間。Netflixのドラマ1シーズンもだいたい同じようなもの。そう自分に言い訳をしながら、私のテレビは今日も赤色のロゴを映し出している。
結論:まんまと戦略にハマったけれど、後悔はない
WBCが見たくて始めたNetflix。当初の目的だった「野球全試合視聴」は完璧に達成した。しかし、それ以上に得たものは、寝不足と、新しい推し作品への情熱だった。
もしあなたが「WBCのためだけにNetflixに入るのはもったいないかな?」と迷っているなら、安心してほしい。入ったが最後、もったいないと感じる暇もないほど「沼」があなたを待っているから。
この記事の執筆後記: 結局、コンテンツの力には勝てないんですよね。さて、次はどの作品を「全試合視聴(一気見)」しましょうか?










